花粉症の季節、本当にガチできついですよね。
実際に花粉症になると、外も歩けない、花粉が付くので洗濯物も外で干せない、マスクも鼻水で濡れて息苦しい、くしゃみのし過ぎで腹筋も痛い・・・。
で、こんなに苦しい花粉症ですが、結局のところ、過去の拡大造林政策でスギやヒノキを植えまくったことが、第1の原因。
その次に、森林整備放棄のために、材木として利用できるようにするための間伐をせずに、ただの花粉製造マシーンと化した細くて材木の役に立たない木が放置されているのが第2の原因。
3番目には、都市部が舗装され過ぎて、花粉を細かくする道路はあっても、花粉をとどめて再飛散させないようにする土の地面がなくなっている事。
本当にすべて人為的な影響に過ぎません。
厄介なことに、ただ人為的に植えられたスギ・ヒノキの放置林は、ただの公害と土砂災害リスク現場なんですが、それを「自然」だと勘違いしている方が少なくないこと。
逆だよー、スギ・ヒノキの放置林なんて、生物多様性にも欠けているし、ろくに水源涵養機能がないどころか、樹幹流(雨を木が受け止めて一つにまとめて早い水の流れを作ってしまう事)のせいで、土砂流出要因になっているんだから。
そもそも森林の水源涵養機能なんて、落葉落枝や下層植生があるからこそうまく機能する。落葉落枝は広葉樹林の方が強いし、下層植生は、森林内にも日の光が入るようになってこそ発達する。
スギ・ヒノキの放置林なんぞは、森林内は真っ暗で、生物多様性や水源涵養機能に役立つ下層植生にとってはマイナス以外の何物でもないのである。
とにかく、今はスギ・ヒノキの放置林対策が非常に重要であって、速やかにスギ・ヒノキを伐採して、徐々に広葉樹林に転換していく時代だと思っている。
これについては非常に人員が足りない状態で、田舎の方では、70代、80代と言った老人の方々が森林整備の最前線にいるのが実態だ。
ただ、今は科学技術の進歩などもあり、いわゆる「林業女子会」というような、志もある女性の皆様が森林整備の分野では大活躍できている。
個人的には、「仕事がない」などと言って働かないことを正当化している婚活高望み女性は、一家庭の家事もできないほどに家事能力がなくて家事代行の仕事もできないというのなら、こちらの林業の分野できっちり働いてもらいたいとは思っている。
真面目に働いている男性の悪口ばかり言っているより、よっぽど社会のためであろう。
「女性だからできない」という言い訳は効かない。だって、林業女子という存在が実際にいるんだから。
「やったことがないからできない」という言い訳は効かない。だってみんな初心者なのだから。
「給料が低い」という言い訳も効かない。だって、無職よりは、給料をもらえる分、はるかに「給料が高い」のだから。
「体力がない」という言い訳も効かない。男性の悪口やホスト遊びや頻繁な旅行を希望する体力があるのなら、80代のご老人でもできている仕事ができないわけがなかろう。
また、私が聞く限りでは、森林整備のボランティア同士が出会いの場となって、結婚する方も少なくないと聞く。まぁ、結婚相談所で男性の悪口を言っているよりは、田舎で働く方が遙かに結婚に近いだろう。
ひょっとすると、婚活高望み女性がずっと望んできた「専業主婦」にだってなれるかもしれない。ただし、介護などを全て行うことが求められるだろうから、その婚活高望み女性が願った「家事もせずに男性のお金を自由に使ってマウントを取る専業主婦という名の悪の女王様」にはなれないだろうが。
そういう意味では、日本では、「人が足りない」というよりも、「働かず、家事もせずに、専業主婦になることが偉い」と思い込んでいる、働く意欲がない人たちをどう活用するかが問題だと思っている。
正直、40代とか超えて無職の女性は、生活保護を声高に要求するよりは、田舎に行って、森林整備と介護の仕事に従事してほしいとは思うんだよなぁ。
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