過去に激務の果てで、鬱病経験があります。特にきつかったのが、育休とかで休んだ人の分の仕事を全部背負っちゃったときのこと。
鬱病が一番ひどい時には、文字が読めないし、頭にも入らないという状態となっていました。
今でも完治はしていませんが、一応正社員として働いています。
その際の、リハビリについて自身の体験談を。
テキストを声を出して読む
鬱病のまま、何もしないと、間違いなく人生が詰む、という恐怖がありましたので、まず、独立開業が出来そうな資格のテキストを買ってきて、それを音読していました。
具体的にはまずは、行政書士のテキストを一から。行政書士のテキストって1,000ページを超えてたりするので、なかなか大変ですが。そのあとは他のテキストも。
ただ、「何もしていない」というのは、さらに不安をかきたてていくので、一歩でも前進しているという実感があるのは、よいことかもしれません。
ライトノベルを読む
とりあえず、簡単に読めるライトノベル(ラノベ)を大量に読んで、読書能力を一から建て直していました。
なお、個人的に特におすすめで面白いと思ったのは以下のラノベ
- りゅうおうのおしごと
- ギルドの受付嬢ですが、残業が嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います
- 数字で救う!弱小国家
- 浜村渚の計算ノート
- 薬屋のひとりごと
これらについては、機会があったら、また記事を書くかも。
ネットでの書き込み
これは諸刃の剣だとは思います。
文章を書く能力や、論理的に考える能力を維持するうえでは役だったと思います。
ただ、育休取り逃げの問題や、男女共働きの重要性とかを、根拠付きで、数字も入れて書くように心がけていましたが、「女性も働くべき」というだけで敵意を向けてくる専業主婦男性に寄生希望女性が非常に多かったようで。
(ところが、そういう方ほど、専業主婦が多いほど数値が低くなる欠陥指標のジェンダーギャップ指数をありがたがるのはなんでなんでしょうかね?)
でも、鬱病になるまで働いた経験者から見れば、一家庭分の家事もできず、ろくに働いてもいないのに、働く男性に対して上から目線で罵っている女性たちというのは、まさしく反面教師で、忌避すべき対象。
「鬱病だからといって、働かない言い訳を繰り返したら、噛みついてくる婚活高望み行き遅れ女性連中と同レベルになってしまう」という恐怖は、働こうとする動機にはなりました。
で、早期再就職をしてみると、なおさら働かないことを正当化する専業主婦(希望)女性たちがろくでもなく見えてくる(苦笑)。
なお、鬱病になった時に、同じ病気の方と話す機会がありましたが、
病気になったとたんに、妻にお金を持ち逃げされた
という話を複数人から聞いたことも、恐怖に拍車をかけています。
「病気になっても助け合えるから結婚した方が良い」というような、リスク回避策としての結婚の勧めは結婚をしても「共働きをする女性」にのみ通用することで、「専業主婦希望女性」は経済的リスク要因にしかならない、というのは今の令和の時代の世の中の真理といえると思います。
実際、母子家庭の貧困率は過半数と、自分の子供が貧困に陥ってもなお、十分に働こうとしない女性が、数十万人単位か、それ以上で存在するわけですから。
そういう意味では、地雷女性と結婚していなかったから、リハビリと、資格取得と、早期再就職ができたと確信していますし、再就職した今でも、「働かないことを正当化して貧困化している人たち」というのは反面教師となっています。
ただ、一歩間違えると、同レベルにまで堕ちてたんだよなぁ・・・。
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